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【小倉】
小倉市（こくらし）は、九州の北部、福岡県東部に存在した市である。現在の北九州市小倉北区と小倉南区に相当する。旧企救郡（きくぐん）の一角で、1963年（昭和38年）2月10日、門司市・戸畑市・八幡市・若松市と合併して北九州市となり、1963年4月1日、北九州市の政令指定都市移行に伴い、旧小倉市は小倉区となった。1974年（昭和49年）には小倉北区と小倉南区に分区された。地名の由来は、「企救（きく）の浦」が変化して「こくら」になった説ともう一つは、税としての稲を納める倉庫が設けられたために、「小さな倉」と呼ばれこれが略されて「こくら」となった説がある。

【門司】
門司区（もじく）とは、北九州市を構成する7区の行政区の一つである。
日本の九州の最北端に位置し、企救半島の大半の地域を占めている。企救半島北西部にある門司港地区（門司港駅周辺）を中心部としており、近代は石炭の積み出しや貿易の中継基地としての役割をもつ港湾都市として栄えた。関門海峡を挟んで位置する山口県下関市との間に関門連絡船や関門トンネルが整備され、本州から九州へ入るときの玄関口でもある。そのため下関市との関係が強い。また企救半島東部の周防灘に面した新門司地区にはフェリーターミナルがある。近年、中心部は門司港レトロ地区の整備により、観光化が進んでいる。