高層階部屋からは新宿摩天楼の夜景が一望。
ヒルトン東京(ヒルトンとうきょう、英語表記Hilton Tokyo)は、東京都新宿区西新宿6丁目にあるシティホテル。京王プラザホテルとならんで西新宿エリアを代表するホテルのひとつである。都内のデリヘル店のなかでもデリヘルが呼べるホテルとして認識されていて、呼べなかかった報告はほぼない。ここ10年の間に一度だけ入れなかったという話を聞いたこともあるが、筆者はなにかの間違いだと思っている。99%呼べると思ってもらっても大丈夫だろう。
JR新宿駅から歩いて15分の場所にあるヒルトン東京のロビーを歩くと甘い香りがする。最高品質の緑茶だけが持つ甘い茶葉の香りをベースとした「煎茶アロマオイル」が漂うという。和風というよりはどこかオリエンタルな気分になれる。これは何故だろう。
ロビーを見渡すと、訪日外国人観光客ブームを象徴するように、様々な言語が飛び交っている。見渡す限り、インド人家族客、韓国人女性グループ、ドイツ人フライトアテンダント、イギリス人ビジネスマンなど、まさにインターナショナルな雰囲気だ。
ヒルトン東京は、2014年に30周年を迎えた。外資系ホテルの先駆けとして、オリンピック開催前の1963年に永田町「東京ヒルトンホテル」を開業し、のちに西新宿に「ヒルトン東京」を別途開業、現在に至る。独立系調査会社BDRCによるとホテルチェーンランキングでは、ヒルトンの満足度は常に1位に君臨している。調査結果より、世界中のビジネスエリート達に愛されているというイメージが強い。2015年現在、90カ国4000軒以上に展開し知名度が抜群なことに加え、コンラッド・ヒルトンが築いたホスピタリティ精神が浸透しているからこそ、外国人に人気なことも頷ける
ヒルトン東京は2013年から2014年にかけ、客室の大規模改装を行った。これまで人気だった和風テイストをそのまま残し、Cool Japaneseのコンセプトで全811室を一新している。グローバル・スタンダードとも言える無料のWifi環境や広々としたベッドなどの快適性はそのままに、窓は障子が貼られるなど、ヒルトンらしい日本のおもてなしを感じられる。そしてエグゼクティブルーム・デラックスルーム・スイート・ルームはさらに進化した。全客室大型LCD HDテレビとiPod/MP3 ドッキングステーションを設置し、独立型シャワーブース、日本式のバスタブ、トイレ、洗面台の「4ポイント・バス」を導入した。外国人だけでなく日本人にも嬉しい機能に違いない。
ヒルトン東京で是非試してみたいのが、豊富なレストランだ。1階には24時間営業しているマーブルラウンジや常連客の多いセント・ジョージバーが賑わっている。2階ダイニングフロアは新コンセプトのTSUNOHAZUがおすすめだ。店舗ごとの壁が全て取り払われ、オープンスペースのような開放感だ。2階に行けばその日の気分に合わせて、中華、洋食、和食、鉄板焼きを愉しめる。個室も用意されているため、ちょっとした接待に使うことが出来そうだ。
世界中の旅行者の定宿として常に進化を続けるヒルトン東京は、さらに使いやすくなったと言えそうだ。新宿という便利な立地にあるのだから是非足を運んでみたい。
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