群馬県の県名は、前橋が属していた群馬郡から採用された。群馬郡は元は「くるまのこおり」と言い、藤原京木簡では「車」の一字で表記されていたが、奈良時代の初めに全国の郡や郷の名を二文字の好字で表記することとなり「群馬」と書くようになったといわれている。群馬は「馬が群れる」という意味であり、この地方が古くから馬に関係あったことはよく知られている。
「からっ風」「雷」「かかあ天下」が名物。海洋国家である日本において、内陸部に位置する数少ない県である。かかあ天下の由来としては、富岡製糸場などの「おかいこさん」による婦人方の稼ぎがあったことが考えられる。また、群馬県は一世帯当たりの自動車保有台数、女性の運転免許保有数が日本一多い。平成21年現在、国宝を有しない県の1つである。
平成20年度の県内総生産は7兆2214億円であり、世界の過半数の国の国内総生産 (GDP) より大きな規模を有しており、日本国内で比較すると、47都道府県の中で22位である。