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[横浜市の概要]
横浜市は神奈川県の東に位置する都市です。東京都心から南へおよそ30km～40km圏内、東京湾に面した都市で、中心地は関内エリアで中央駅は横浜駅となります。経済の中心地は関内エリアからおよそ3km北に位置する横浜駅周辺と分かれており、両エリアのほど中間に位置する横浜みなとみらい21エリアの開発が進んでおります。神奈川県の県庁所在地で、鶴見区・神奈川区・西区・中区・南区・保土ケ谷区・磯子区・金沢区・港北区戸塚区・港南区・旭区・緑区・瀬谷区・栄区・泉区・青葉区・都筑区の18の区で構成されております。横浜市内はJR線その他の鉄道網が整備されており、交通の便が良く、また都心にも近いことで人気のエリアとなっており、全国の市町村の中で最も人口の多いエリアとなっておりますことも納得出来るでしょう。横浜のイメージと聞かれて思い浮かべることは「海」ではないでしょうか。古くから港町として栄えておりました横浜市内は、2009年には開港150周年を迎えました。歴史の古い町でありますが、近年の都市開発で近未来都市としてのイメージもすっかり定着してきました。みなとみらいエリアでは高層ホテルや観覧車などによる夜景が人気となっており、カップルのデートスポットとしても注目を集めております。

[横浜市の観光]
横浜市内といえば絶好の観光スポットが数多くあることでも有名ではないでしょうか。特にみなとみらいエリア、山下公園周辺にはデートスポットとしても注目の場所がたくさんあります。山下公園には氷川丸が停泊しておりますし、休日ともなるとストリートパフォーマーがパフォーマンスをするなどして観光客の目を楽しませております。横浜マリンタワーは、横浜開港100周年を記念して1961年に建設された横浜のシンボル的なタワーです。高さは106ｍで展望フロアから見える景色が非常に綺麗で、タワー内にレストランやお酒を飲むことが出来る店も併設されておりますので、デートにはぴったりのスポットなのです。
山下公園の前に堂々と建っているのは、昭和2年に開業したホテルニューグランドです。開業当初からほとんど姿を変えていないこのホテルは、日本でも有数のクラシカルなホテルとして大変なん人気があります。横浜赤レンガ倉庫は、正式名称を「新港埠頭保税倉庫」といい、保税倉庫として1989年まで使用されておりました。現在では、数多くのショップ・飲食店・ライヴハウスなどのテナントが入っておりショッピング客で賑わっております。また不定期で様々なイベントが開催されており、多くの人が訪れるスポットとなっております。

[横浜市内と中華街]
横浜中華街は、横浜市中区山下町にある中華街(チャイナタウン)である。1955年より前は「南京町」「唐人町」と呼ばれていました。所在地である中区の、中国人の人口は6,000人を超えます。これは横浜市中区で登録されている外国人のおよそ4割にあたります。およそ0.2平方kmのエリア内には500店以上の店舗があり、多くの中国製品、中国の料理・食材などが販売されております。横浜中華街は、日本最大、且つ東アジアで最も大きな規模の中華街となっております。日本では、長崎新地中華街、神戸の南京町とともに三大中華街とされております。テレビで紹介された中華料理店や中華まんの有名な店ともなりますと非常に人気がありますので、長い行列となっている店もあります。一時期中国の食品に関して安全性を指摘する声があがったことで、中華街も風評被害を受け売上が減少したということがありましたが、現在では人気・売上共に盛り返しているようです。中華街は「食」だけではなく様々なイベントが開催されることでも知られておりますし、テレビドラマや映画の撮影でも使用されるなど、多くの顔を持っているのです。アクセスも非常に便利で、みなとみらい線元町・中華街駅、みなとみらい線日本大通り駅、ＪＲ京浜東北・根岸線石川町駅、ＪＲ京浜東北・根岸線　関内駅、市営地下鉄線・関内駅の各駅から、徒歩5～7分程度ですので気軽に遊びに行くことが出来ます。

[横浜市内で暮らす]
横浜市は全国の市町村で最も人口が多いということが示す通り、非常に住みやすい街です。都心へのアクセスも良く、東京で働いている人でも楽に通勤することができます。横浜駅に乗り入れているJR東海道線は、川崎・品川・新橋・東京などの主要なオフィスエリアを通りますし、湘南新宿ラインは、恵比寿・渋谷・新宿方面へ走っております。その他にも、京浜東北線・横須賀線・横浜線なども走っております。
東急東横線や地下鉄を利用することで、渋谷へ1本で行くことが出来ます。ご存知のとおり横浜には観光スポットがたくさんあります。みなとみらいエリアや中華街などが特に有名ですが、横浜市北部にはラーメン博物館がありますし、八景島方面にはシーパラダイスやアウトレットがあります。横浜駅周辺エリアではショッピングを楽しむことが出来ます。赤レンガや大桟橋など、景色・夜景を楽しむことが出来ます。地元民が楽しむことができるスポットが多く点在しているということが、人気の理由のひとつとなっております。

[横浜のファッション]
横浜のファッションといえば、ハマトラですよね。元々、横浜には東京や大阪のような規模のファッション産業は無く、現在に至るまで『横浜ファッション』というカテゴリーは存在しません。1970年代に流行していた神戸発祥の「ニュートラ」に対抗するべく横浜発祥のファッションという触れ込みで、某女性ファッション誌の企画で生み出されたファッション・スタイルがハマトラです。当時ハマトラを生み出した女性誌は、横浜・元町周辺に集まる女子大生たちの、ニュートラとは違うコーディネートに着目しました。
オシャレで洗練された横浜のお嬢様学校「フェリス女学院」に通う女子大生の洋服・身に付ける物をイメージして、横浜・元町商店街で扱っていた商品から選んで着用させ、1980年頃には一大ブームを巻き起こしました。しかしブームはすぐに収束してしまい、翌年1981年には再びブームはニュートラに取って代わられることになります。海外の高級ブランドの洋服などを組み合わせるニュートラが、キャンパスだけではなく、フォーマル系ファッションまで使われるのとは対照的に、ハマトラはキャンパスファッションに限定されていたことが、ブームを短命で終わらせてしまった利用と言われています。