山形県は、日本の東北地方南西部の県であり日本海に面している。県庁所在地は山形市。県域を地図で見ると人間の顔の形をしている。県の東側一帯で宮城県との境に奥羽山脈、県の西部に朝日連峰がそびえているように、県域の大半を山地が占め、総面積に対する森林の割合は75% 、農業用地の割合は 15% である。県の中央には最上川が流れる。県民の多くがこの川の流域に住んでいるため、「母なる川」とも呼ばれている。北西側の日本海上には県唯一の離島、飛島がある。
山形県は果樹王国として全国的に有名である。主な生産品としてはサクランボがある。高級ブランドサトウニシキが有名。米の収穫量は、2006年の県別順位で5位で、東北各県や新潟県とともに稲作が盛んな地として知られる。なお山形県は、マクドナルドの進出が全国で最も遅かった。1990年12月に県内1号店が開業したが、これは同年5月のロシアの首都、モスクワへの出店よりもさらに後となった。